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涙・乾き目

涙が出る原因
「鼻涙管閉塞症」

必要以上に涙が出てしまう状態を「流涙症(りゅうるいしょう)」といいます。
原因はいろいろありますが、そのひとつに「鼻涙管閉塞症」が挙げられます。これは、目から鼻に向かう涙の通り道である「鼻涙管」がつまってしまう状態で、生まれて2~3ヶ月の赤ちゃんや年配の方に起きやすい病気です。
鼻涙管の流れが止まってしまうと、涙だけでなく目やにも多く出るようになります。
また、長い期間つまったままにしておくと、細菌が感染して「涙嚢炎」という炎症が起きてしまうこともあります。涙嚢炎にかかると、強めの抗生剤を使ったり、切開して膿を出すといった治療が必要になる場合もあります。 涙が止まらないような場合は、悪化する前に眼科を受診するようにしましょう。

鼻涙管閉塞症の治療

まずは点眼薬等で経過を観察します。改善が見られない場合は、鼻涙管開放術(ブジー)・涙道チューブ留置術などを検討します。

乾き目(ドライアイ)

ドライアイは、本来は涙に包まれてツルツルしている目の表面が乱れ、違和感や痛み、乾燥、かすみといった症状が出ます。ドライアイに悩まされている日本人は、実に800万人もいると言われています。
老化や涙腺の疾患、点眼薬の影響などが原因に挙げられますが、それ以外に長時間にわたるパソコンの使用や、乾燥した環境にい続けることでもドライアイが起こりやすくなります。コンタクトレンズを使用している方や、レーシック手術を受けたばかりの方も要注意です。

ドライアイの治療

ドライアイの改善には、人工涙液による点眼療法を行うのが一般的です。症状が改善しない、もしくは症状が重い場合、涙点プラグを使用した治療法を提案いたします。これは目頭の涙点にシリコン製のプラグを挿入することで、栄養を含んだ涙を眼の表面に留める治療法です。
ドライアイに関しては、目に傷がある場合は点眼療法が適さない場合もあります。そのため検査・診断を綿密に行い、それぞれの患者様の目の状態に合わせて治療法を決めていきます。

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