目やに(感染性結膜炎・
はやり目など)
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突然、目やにがたくさん出るようになったら、それは病気のサインかもしれません。
白目やまぶたの裏側を覆う粘膜「結膜」に、細菌やウイルスが付いて起こす炎症を「感染性結膜炎」と呼びます。この病気にかかると、目が充血するほか、目やにが多く出るようになります。
感染性結膜炎の中でも注意したいのが、アデノウイルスが原因となる「流行性角結膜炎」です。これは「はやり目」とも呼ばれるものです。
簡単なウイルス検査で流行性角結膜炎かどうかは判断でき、普通の感染性結膜炎と同じように点眼薬を使って治療を進めます。
流行性角結膜炎は感染力が強いため、他人にウイルスをうつさないように気を付ける必要もあります。
目やにがあまりにも多く、急に出るようになったとしたら、眼科を受診することをおすすめします。
「流行性角結膜炎」を疑った場合は、アデノウイルスの有無を検出する簡単なウイルス検査をします。陽性の場合は、ほぼ間違いなく「流行性角結膜炎」といえるので、他の人にウイルス感染させない注意が必要です。目やにが急にでるようになったという場合は、まず受診してください。
はやり目(流行性角結膜炎)の
治療
はやり目に関してはウイルスが原因なので、特別有効な薬はありません。しっかりと休息し、免疫力を高めるのが一番の治療です。ただ、状況によっては、抗菌点眼をしたり、低濃度のステロイドを点眼したりして炎症を抑えることもあります。