求人募集
  • 0584-78-3055

    診療時間
    9:00~12:00 15:00~18:30
    休診日
    日曜・祝日・木曜午後・土曜午後

結膜炎

目やに(感染性結膜炎・
はやり目など)

突然、目やにがたくさん出るようになったら、それは病気のサインかもしれません。
白目やまぶたの裏側を覆う粘膜「結膜」に、細菌やウイルスが付いて起こす炎症を「感染性結膜炎」と呼びます。この病気にかかると、目が充血するほか、目やにが多く出るようになります。
感染性結膜炎の中でも注意したいのが、アデノウイルスが原因となる「流行性角結膜炎」です。これは「はやり目」とも呼ばれるものです。
簡単なウイルス検査で流行性角結膜炎かどうかは判断でき、普通の感染性結膜炎と同じように点眼薬を使って治療を進めます。
流行性角結膜炎は感染力が強いため、他人にウイルスをうつさないように気を付ける必要もあります。
目やにがあまりにも多く、急に出るようになったとしたら、眼科を受診することをおすすめします。
「流行性角結膜炎」を疑った場合は、アデノウイルスの有無を検出する簡単なウイルス検査をします。陽性の場合は、ほぼ間違いなく「流行性角結膜炎」といえるので、他の人にウイルス感染させない注意が必要です。目やにが急にでるようになったという場合は、まず受診してください。

はやり目(流行性角結膜炎)の
治療

はやり目に関してはウイルスが原因なので、特別有効な薬はありません。しっかりと休息し、免疫力を高めるのが一番の治療です。ただ、状況によっては、抗菌点眼をしたり、低濃度のステロイドを点眼したりして炎症を抑えることもあります。

かゆみ
(アレルギー性結膜炎・
花粉症など)

花粉症やアレルギー性結膜炎によって、目がかゆくなることがあります。
アレルギー性結膜炎の場合は、目薬を中心に治療を進めます。
花粉症による鼻水やくしゃみがあるケースでは、飲み薬や点鼻薬を使います。患者さまの体質によって薬を変えることもできますので、眼科医にご相談ください。

アレルギー性結膜炎

アレルギー反応によって、結膜(白目)の血管に炎症が生じている状態です。他の結膜炎と違い、ヒスタミンが産生されるので、かゆみを誘発します。主な原因としては、花粉やハウスダスト。また最近多いのが、コンタクトレンズが原因のアレルギー性結膜炎です。レンズが細胞の老廃物などで汚れていると、変性したタンパク質がアレルギーの原因になります。発症時期がいつなのか、生活習慣に変化はないかなどを詳しくお伺いし、原因を特定していきます。血液検査を行うことで、より詳しくアレルギーの原因物質を特定できますので、詳しい検査をご希望の方はご相談ください。

花粉症

植物の花粉が原因で起こる花粉症。「突然目が痒くなる」「頭がボーッとする」「くしゃみが止まらない」などが典型的な症状です。
植物の花粉として有名なのが春先のスギ花粉。そこからヒノキ、夏のカモガヤ、秋のブタクサやヨモギなど一年を通じて症状に悩まされる人もいらっしゃいます。
治療は主に「抗アレルギー内服薬」を利用することがほとんどです。内服薬は「眠くなってしまう」「集中力が途切れて仕事・家事ができない」など花粉症薬特有のデメリットを改善しているものも多くあります。
抗アレルギー薬は、症状が出始める前から服用すると効果的です。是非花粉シーズンの少し前のタイミングで当院までご相談ください。

ページトップへ戻る